ラジオ番組のアフター6ジャンクションでライムスター宇多丸さんのことが好きになって買った一冊。しかしライブは一回も行ったことないしライムスターの曲もほぼ聴かない。それなのに読んで楽しいのか? と心配だったがこれが見事に楽しかったのである。
宇多丸さんのMCに対する意識とか、mummy-Dさんのラップに対する姿勢とか、DJ JINさんの真面目さとか。怖そうとか格好の付け方が苦手とか、いまだに日本語ラップに対する忌避感は少しあるのだけれども、本書を読むとこんなに考えてやっているんだなあと、それこそ考えてみれば当たり前のことが分かったので、うん、つまりどういうことかというライムスターの曲はもっと聞いていこうかなーということなのである。
そういえばこの前アトロクで流れてたアニメ『宇宙なんちゃらこてつくん』のテーマソングは良かったな。
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