本屋探訪記第11弾は京都河原町の仏教書専門店「文栄堂」だ(2011.4の記録)。
まとめ
まず、時間の無い方のために手短にまとめたものを書いておく。
- 品揃え:仏教書を中心に京都に縁のあるものが少し。
- 雰囲気:書名など詳しい品揃えは分からなかったが其中堂よりはライトで入りやすい雰囲気だ。
- 値段:定価。
- 立地:寺町通りも京都市役所駅に近くなってくると閑散としてくるが品揃えを考えると完全に目的買いの店なので問題ないだろう。目立たない店なので河原町駅から見て道の右手を気をつけて見ていなければ見落とす可能性がある。
- 備考:
TEL:075-231-4712
其中堂よりも入りやすい店
場所は先日紹介した「其中堂」のすぐ向かいにある。「其中堂」が専門家向けだとしたらこちらはもう少しライトな品揃えのお店だ。店内は「其中堂」より狭く6畳弱で横に長い長方形。正面奥にカウンターがあり入って左手の棚を中心に入り口側が開いている辺としたコの字型に店内を回ることが出来る。
「其中堂」が時代物の建物であったのに比べてこちらは普通のビルで店内は明るく本も見やすい。その分、其中堂のような雰囲気、品格といったようなものは無くよく言えば入りやすい書店となっている。
中に入るとカウンターの上に山積みにされた本が目立つ。店内はあまり整理されておらず平積みされた本が多かった。目的のものを探そうと思ったら店主に聞いたほうが早いかもしれない。
品揃え
仏教書、やっぱり、仏教書
さて、何があるかと思って品揃えを見ていくとこちらも仏教書が中心だった。
よって其中堂と同様にあまりちゃんとは見ていないがあえてざっくり言うならば「新刊もあれば古書もあり、仏教書を中心に寺社仏閣など京都にゆかりのあるものも置いてあった」と言えるだろう(其中堂より新刊の割合が多いかと思う)。
入りやすい方のお店
この書店は寺町通りにあるのだが気をつけなければ見過ごすような書店だ。しかし、其中堂を敷居が高いと感じる引っ込み思案の方には京都だからこその仏教書専門書店として知っておいて損はないかもしれない。