書評:どすこい出版流通

どすこい 出版流通出版・本に関する本。筑摩書房の営業通信、1999年~2007年までのものを註釈をつけて出版したもの。
「たぬきちの野良犬ダイアリー」で、出版や書店など本の世界に興味がある人、現在働いている人は一度は読んでい置いて欲しいと書いてあったので、読んでみる。

★★★☆☆

内容はというと、基本的には営業部長が書いているだけあってやはり業界人向けの内容
専門用語も多々出てくるが、もうすでに関連本を読んでいるのでそこは抵抗なく読めた。

良くある「昔は良かった」的な論調ではなく、過去のやり方の長所短所、現状の問題点、改善点、改善したところ、著者の経験、業界事情などなど、内部からではいないと絶対に分からないような内容が多く、しかもそれが親近感溢れる視点で述べられていて、非常にためになった。

出版されたの2008年7月だから、今はまた状況が全く違うのだとは思うが、電子書籍が本格的なブームにあってきた中で、本の世界がどのように変わるのか、自分なりに考えていく上でとても参考になる。特に細かい実務について伺い知れる箇所があってそこが業界外の人間からすると新鮮だった。

あー、どうにかして本に関わる業界の仕事に就けないものかなあ。


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