『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本 地方の個性的な出版社125社と注目の400冊』が人気だったのだろうひとり出版社特集ムックだが、その続編が本書である。
これが2015/10/30で前作が2014/12/25に発売。ちょうど間の2015/7/24に西山雅子さんの『ひとり出版社という働き方』が発売された。
これに加えて2016/9/26に発売された永江朗さんの『小さな出版社のつくり方』を読めば、ひとり出版社本の中心的な本は読んだことになるだろうか。もちろん個別の出版社についての本はたくさんあるが、ひとり出版社を概観したものは多分この4冊で問題ない。
さて、内容は前作とほぼ同じで、かつ取り上げられている出版社も重なる部分が多いが、やはり資料として素晴らしい。前作と共に手元に残しておく。
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