切り口が素晴らしいのと、BSTのひと箱店主も関わっているということだというのとで、割と疲れが取れない感じはしていたけども行ってきた「琳派と印象派展」。
場所はアーティゾン美術館。石橋財団って何のことかと思ったらブリヂストンだったのね納得。
こういうメセナ的活動の美術館ってほとんど行ったことがなくてビックリしたのだけれど、借りてきた以外の作品は撮影OKとか、他の国立美術館だとあの作品の手前にある「これ以上近寄っちゃいけませんライン」とかがないのね。
横浜のそごうでも思ったけど「俺様が庶民に一流のものを見せてやるぜ!」という気概が感じられて良い。ノブレスオブリージュ的な。メインストリームみたいなものの倫理があった時代だったのだろうか。うーん、勉強したいなー。
それはそうと琳派と印象派展である。ちょうど同時代だし、印象派も日本から影響受けていたりで並行して観せるのは面白いかもってことだと思うけど、あまりそこの効果は感じられなかったかなあ。
あ、でも、西洋と比べての日本の平面的なモノの見せ方とか、サガフロのマップ画面やら他のゲームの画面構成に近いものを日本画から感じて不思議な気持ちになった。
帰りに寄ったミュージアムカフェの出汁リゾットは旨味のタコ殴りで凄かった。出汁たっぷりのリゾットにこれでもかとチーズを投入したらそりゃ美味いだろと。
満足した休日だった。