グンマスター氏と群馬の素敵本屋をめぐる連載「グンマーは秘境じゃない」。ZINEPHONYで締め括った前回から数ヶ月。行き損ねた場所を訪ねることにした。3店目に行く前に、連載3回目で紹介したフリッツ・アートセンターの目の前、敷島公園 黒松林(上毛新聞敷島球場北側)で5/14と5/15に行われた「敷島。本の森」ブックマルシェ 2016を紹介したい。
- グンマーは秘境じゃない(1) 大人も子供も楽しめるブックフェス「たかさき絵本フェスティバル」
- グンマーは秘境じゃない(2) とにかく落ち着く家のような本屋「ふやふや堂 早政の土間店』
- グンマーは秘境じゃない(3) まだまだ攻める老舗絵本屋「フリッツ・アートセンター」
- グンマーは秘境じゃない(4) 縁が縁を呼ぶ。出店マスターsuiranの旗艦店「book stand レンズ」
- グンマーは秘境じゃない(5) 本好きのための気楽なサードプレイス「珈琲と古本 THE GINGHAM」
- グンマーは秘境じゃない(6) 群馬にもあったzineのお祭り「ZINPHONY」
- グンマーは秘境じゃない(7) 自分を広げる場所「LUOMUの森 百年文庫」
- グンマーは秘境じゃない(8) ここでこその本との出会い「麦小舎」
幸せな本のお祭り
2013年から始まったこのお祭り。おもしろいのが「何かしら音楽や飲食のお祭りに本を販売している店がある」というものではなく、「本を販売しているお祭りに、音楽や飲食がついている」というところ。主従が逆転しているのだ。こういったお祭りは珍しい。ほかにはALPS BOOK CAMPや不忍ブックストリートをはじめとした一箱古本市くらいだろうか。
グンマスター氏に誘われたこともあって参加したが、これが楽しかった。関東近縁にありながらなかなか行けない本屋と話せたり、チェロの生作曲が聴けたり、作家の絲山秋子さんの演奏が聴けたりご挨拶出来たりして。絲山秋子さんが紹介してくれた紹介してくれた焼きまんじゅうはそれはもう美味しく、最高な時間であった。帰り道の荷物が重くなっていたことは言うまでもないだろう。
参加店一覧
- アタシ社(神奈川 / 逗子)【14日】
- 青と夜ノ空(東京 / 吉祥寺)【15日】
- 絲山房(群馬 / 前橋)
- 内町工場(栃木 / 益子)
- キジブックス(群馬 / 北軽井沢)【15日】
- THE GINGHAM(群馬 / 高崎)
- greenpoint books & things(神奈川 / 横浜)【15日】
- してきなしごと(長野 / 松本)【15日】
- 思潮社(東京)
- suiran(群馬 / 高崎)
- ぱらり書房(群馬 / 前橋)【15日】
- OLD/NEW SELECT BOOKSHOP 百年(東京 / 吉祥寺)
- ふやふや堂(群馬 / 桐生)
- mountain bookcase × 春光堂書店(山梨)【15日】