2015年10月23日〜2015年10月25日で敢行した台北ブックショップツアー。
- 遅刻して本屋行って本屋行って夜市で締める 〜台北ブックショップツアー 1日目〜
- 本屋と本屋と本屋と、あと寺と居酒屋と 〜台北ブックショップツアー 2日目〜
- 名残惜しいが最終日、また来ます! 〜台北ブックショップツアー 3日目〜
その際に行った本屋をまとめてみることにしました。
いろいろ行きましたが、このときは行ききれなかったお店もたくさんあるので、興味のある方は実際に行って探してみてくださいね(そして、教えていただけると嬉しいです)!
というわけで、どうぞー。
(以下、写真をクリックすると各店舗の紹介記事を読むことが出来ます。)
大稲埕(ダーダオチェン)周辺
台湾では歴史ある建築物を若者がリノベーションして使うことが多いようなのですが、そういった建築物が多い地域のひとつが大稲埕(ダーダオチェン)。はじめはこの大稲埕で行った本屋から紹介します。
URS127玩藝工場
台湾政府の支援によって作られたアート施設。図書室・アートスペース・ギャラリーとなっています。本の品揃えはアート・デザイン系のビジュアルブック。
Bookstore 1920s
古ビルの2階にある大稲埕の歴史を伝える本屋。入るときは1階の店舗内に階段があるので要注意。
品揃えは大稲埕の歴史に関する本、世界的に文化が花開いた1920年代に関する本、そしてアート・デザインまたは装丁が素敵なビジュアルブックです。
偵探書屋 Murder Ink
ミステリー専門店。ブックカフェでもありイベントも行っています。
品揃えはもちろんミステリーばかり。中国語訳の日本の書籍もあれば欧米の本もあります。ミステリーであれば何でもござれ。
田園城市生活風格書店
台北で一番素敵な本屋兼出版社。自社の出版物はもちろん、zine・リトルプレスも多く、日本からオーナーのvincentさんが仕入れてきた古本もあります。台湾で一番勧めたい本屋ですね。地下にはギャラリーあり。
華山1914文創園区周辺
大稲埕(ダーダオチェン)のほかにもリノベ物件の集まる台湾におけるオシャレスポットはたくさんあります。そのひとつが華山1914文創園区。本統治時代の酒工場の跡地を再利用したつくりあげられたアート・イベント空間です。
以下からそんな華山1914文創園区周辺の本屋を紹介します。
好様思維 VVG thinking
酒工場をリノベーションして作られたカフェレストラン兼本屋。雰囲気が最高です。
品揃えはデザイン・アート系のビジュアルブックが多め。雑貨もたくさんあります。
好様文房 VVG chapter
VVGが11月1日にオープンした予約制の図書スペース。ゆっくり本を読むならここ。
台北市東区周辺
台湾のファッションをリードする地区。本屋以外にもたくさんの素敵な場所がありますのでブラブラしてみると良いかも。
好樣本事 VVG Something
世界で最も美しい書店20に選ばれた本屋です。アート・デザイン系のビジュアルブックを中心にレトロな雑貨も多く取り揃えたお店。VVG thinkingより小ぢんまりとしているのでサクッと楽しめます。
Boven 雜誌圖書館
会員制の雑誌図書館。台湾の雑誌はもちろん日本の雑誌・欧米の雑誌も取り揃える。
誠品敦南店
噂の24時間書店。本屋部分は2階のみですが十分なスペースがあります。深夜誠品をたのしんでください。
松山文創園區周辺
松山文創園區は元煙草工場をリノベーションしてできた場所。公演のようなスペースが有りライブイベントをやっていたりもする面白スポットです。
閱樂書店松菸店
松山文創園區の中にあるブックカフェ。ここも雰囲気が最高です。お酒も飲めます。
本については文字主体のものが多い印象。
漢聲巷門市
松山文創園區から通りをひとつ北に進むとあります。
雑誌『漢聲』の出版社兼本屋。中国語圏の文化が色濃く漂う空間。扱う本も『漢聲』をはじめ台湾・中国文化を伝えるものが多いですね。
誠品信義店
松山文創園區から通りを南東に進むとあります。誠品書店の旗艦店。観光スポットの台北101のすぐ近くでもありますね。
ここは本屋スペースも十分にあり一日中入り浸れます。
温羅汀周辺
台湾大学のすぐ近くにある本屋がたくさん集まるスポット。雰囲気は少し神保町と近いかもしれません。この温羅汀とその付近で今回訪ねた本屋です。
唐山書店
専門書や学術書が多い新刊書店。ディープな本好きにはオススメです。
雅博客
唐山書店から歩いてすぐの二手書店(古本屋のこと)。日本漫画の中国語訳ものや文字主体の読み物など何でもありです。気安く入れる雰囲気が魅力ですね。
永楽座
雅博客からは少し歩きます。こちらは文字主体の社会系の本が多かった印象ですね。中にあったソファーが気持ち良さそうでした。
Mangasick
温羅汀から通りを隔てて南にあります。マンガ好きにはオススメのお店。畳で寛ぎながら漫画を読める漫画喫茶でもあるんですね。怪しい雰囲気といい堪りません。
海邊的卡夫卡(海辺のカフカ)
Mangasickから歩いてすぐの雰囲気が魅力のブックカフェ。本の冊数は多くないが空間がとにかく素敵なので、ぜひ行ってみて欲しいお店です。
その他
一店だけ離れた場所に点在しているので小見出しを「その他」とさせていただきます。
下北沢世代
台湾内外を問わずセンスの良いzine・リトルプレスを取り揃えるお店。知らないとたどり着くことは難しいですが、ここは行って欲しいお店です。
台北は本屋が多い
以上、18店が今回の台北ブックショップツアーで訪れた本屋です。
本屋地図のようなものを途中で購入したのですが、どうやらまだまだ行けていないお店がたくさんあるようですね。
3日間だけでもこんなに素敵な本屋に出会えたのですから、ぜひもう一度行ってみたいものです。
台湾にご旅行の際は、故宮博物館も良いですが本屋巡りもオススメです。