トランスビューに協力する本屋や出版社に送られるフリーペーパー『本屋な日々』。
今号も概念的な話だ。仕事で忙しい石橋毅史さんの元に旧来の友人が訪れる。話されるのはプロレスの話。プロレスが真剣勝負だったと信じていたし今でも心のどこかで信じている市橋の話。石橋さんは市橋にとってのプロレスが自分にとっての本屋だと言う。
"書店もまた、現像に過ぎない見方、答えのない思索に値段をつけた本を並べて、売っている。これが正解だなんて安直に固定せず、常に棚が動いていて、追求の過程にあるのが本屋の魅力なんだ。仕事相手でも政治家でもなんでも、俺は本屋的であるかどうかで信用度を測る"
ぼくは本屋的であるだろうか。少し不安になった。
関連タグ
「フリーペーパー」の記事一覧
-
【息抜き読書】 フリーペーパー『[都市のカルチュラル・ナラティヴ×Rhetorica トーク・イベント 文化と集団のアーバン・リサーチ』
2022-03-19(Sat)
-
【フリーペーパー・レビュー】シモキタナゾーリィ
2017-12-05(Tue)
-
【フリーペーパー書評】『吉祥寺と井の頭公園から生まれたフリーペーパー PARKS vol.1』
2017-04-02(Sun)
-
【フリーペーパー書評】石橋毅史『本屋な日々② ビールが旨い本屋』
2017-03-31(Fri)
-
【フリーペーパー書評】石橋毅史『本屋な日々49 まだ見ぬ本屋へ』
2017-03-30(Thu)
-
【フリーペーパー書評】石橋毅史『本屋な日々① 人が好きなんです』
2017-03-29(Wed)
関連記事
-
【書評】『片隅01 2015Autumn』
2017-05-07(Sun)
-
本屋のオススメ本:『アンビルド・ドローイング 起こらなかった世界についての物語』
2021-02-05(Fri)
-
【お仕事読書】『点綴2」(本屋・生活綴方)
2021-08-15(Sun)
-
【書評】『クーリエ・ジャポン 2016年2月号 特集:脳を変える、未来も変える「読書」の黄金期が来た!
2016-10-11(Tue)
-
【書評】中村航『僕の好きな人が、よく眠れますように』
2016-06-22(Wed)
-
【息抜き読書】『批評の教室』(北村紗衣、筑摩書房)
2022-06-05(Sun)