本屋探訪記vol.5:京大前にある老舗古書店「吉岡書店」

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本屋探訪記第5弾は京大前の古書店「吉岡書店」(2011.4の記録)。

ググってみると色々ヒットした。結構有名な古書店らしい。先日の記事で紹介した「レブン書房」から徒歩1分で着く。

まとめ

まず、時間の無い方のために手短にまとめたものを書いておく。
  • 品揃え:充実の品ぞろえ。大学の近くの立地故か教養になりそうな本と教科書になりそうな本が多かった。しかし、そのほかにも幅広く取り揃えられている。
  • 雰囲気:いわゆる普通の古書店といった感じ。建物が古いことを考えるとよりクラシカルな雰囲気だと言える。学生が在庫を聞いていたが店主は親切に応えていた。好印象。
  • 値段:大体半値くらい。百円や3百円、5百円均一のコーナーが多いのが嬉しい。
  • 立地:大学の前ということを考えると良いのかも。ただ、近くの人と学生以外は行きにくいかも。
  • 備考:
吉岡書店HP
wikipedia
京都の本屋さん
紹介ブログ

京都市左京区田中門前町87
TEL:075-781-4747FAX:075-701-9075

場所と店舗外の箱・台

場所は一番近くの京大の門の前。レブン書房の前の交差点を京大を右手に見ながら渡るとすぐ見える。歩いていると道の両端に古書が置かれた箱と木の台が見える。箱が6箱程に木の台が二つ、結構な量だ。ジャンルは適当で大学の教科書やそれに類するもの。洋書などで安売りされておりハードカバーが300円、文庫・新書が200円で売られていた。

昔ながらの古書店

建物はかなり古く、店の中に入ってみると古書独特の香りに包まれた。ラジオなどBGMは何もなく店主が作業する音と外の喧騒だけが店内に響いている。

レイアウト

広さは6畳くらいだろうか。レイアウトは店を正方形と考えた場合、右下角に入口があり、正面の辺に作業場である2階への階段とカウンターが、中央に棚が2本あり、壁は全て棚になっている。左辺の壁は真ん中の2本の棚があるので見えないようになっており、カウンターの前を通らないと左辺の棚にはいけないようになっている。

品揃え

入ってすぐ左手の本棚と右手・店舗右辺の壁棚

さて、品ぞろえを順に見て行くと入って左手には文庫新書が棚三列分、古いのもカバー付きのもある岩波文庫、講談社学術文庫、ちくま文庫、その他の文庫が少し。新書は岩波新書、ハードカバーが少し。詩についての本がある。

振り返って入口から見て右手にはハードカバー、箱本、日本文学、海外文学、比較的新しいのから古いのまで社会系、京都に縁の本、出版関連、歴史がある。

これで入ってすぐの棚は終わりで、奥にカウンターがあり年配の女性が作業をしていた。

カウンター目の前の棚2列 その間

カウンターの目の前に棚が2本ある。カウンターから見て左側の棚が入口から入って右手の棚に当たる。2本の棚を見ていこう。

カウンターから見て左手の棚を見ると分類分けを表す紙が挟んであった(店の奥にある棚には差してある)。お客さんに分かりやすくという配慮だろうか、古書店では初めて見た(かなりの好印象だ)。その分類通りに見ていと、語学、経済があり、突き当たりに思想や民俗、宗教がある。右手の棚には社会学、哲学、歴史、足元には箱の中に箱本や文庫がある。文庫は百円だ。

店舗一番奥の通路

次は店の一番奥に当たるカウンターから見て右手の棚と壁の棚を見ていく。

カウンターから見て右手の棚にはフェミニスト、教育学、心理学、政治学、法律、(棚一つ分しかなかった。学生街の古書店としては少ないと感じる)。突き当たりにフェミニズム系、双書系、歴史系、ウニベルシタス双書が四段分、洋書。足元には絵本や昔のムックが置いてあり、500円均一で売られていた。

これでひとまず全ての棚を見終わった、と店を出て行こうとするとカウンターの横に新書や文庫が並べられた棚があり、足元には百円均一の箱があった。

本の本と知の再発見双書

今回の古書店では、いくつか自分の好きな品ぞろえがあった。出版関連の本と知の再発見双書だ。出版関連では「出版人の遺文」が平凡社、富山房、中央公論社、改造社の四冊、「行為としての読書」、「クルティウスの読書日記」、「本の雑誌社のムック「本屋さん」読本」が気になった。どれも欲しかったが、財布の中身と積読本が多いのを鑑みて「本の雑誌社のムック「本屋さん」読本」{500円}のみにした。

もう一つは知の再発見双書。これは、古書とは言えないそんなに古くない本だがほぼ半分のページがカラーで豊富な絵や写真、図版を参照しながら本のタイトルが示す内容について(例えば「本の歴史」など)の親切な説明が入っている創元社さんによる僕が好きなシリーズだ。今回は好きなテーマがなかったので購入しなかったがこの古書店は近かったら通い詰めていただろう。

理系に特化した支店があるらしい

どうやら理系に特化した支店がもう一つあるらしい。これに関しては後日、書きたいと思う。
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コメント

  1. テントテールラブ より:

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    なかなか面白そうな記事だねぇ。古書店はここらではブックオフくらいがメインだけど、街のなかでは、個人経営があったりして個性的でオモシロそうだ。街路から眺められるのがタマラナイ魅力だネ。

  2. wakkyhr より:

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    >テントテールラブさん
    コメントありがとうございます。
    はい、個人経営の古書店はピンキリですが総じて魅力的です!

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