本屋探訪記vol.2:京都河原町にある古書店「三密堂書店」

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本屋探訪記、第2弾は、京都河原町の古書店「三密堂書店」(2011.3の記録)。

まとめ

まず、時間の無い方のためにまとめを書いておく。
  • 品揃え:サブカル系、仏教系が多い
  • 200円均一コーナーの混沌っぷりが素晴らしく、店を分断する真ん中の棚にオカルト系のあまり見たことのない書籍が置いてあって面白かった。
  • 雰囲気:暖房で暖かいし古書店特有の埃っぽい感じが無いので過ごしやすい(古書店の匂いはちゃんとする)。
  • 値段:100円均一200円均一コーナー以外は、大体定価70%くらい。
  • 立地:ぎりぎり繁華街から行きやすい場所と言える。「いつもとは違う道を探検しよう」と思って行けるくらい
  • 備考:
    三密堂書店ホームページ
    京都古書店案内図
    京都の本屋さん
    紹介ブログ
京都市下京区寺町通仏光寺下ル恵美須之町541
TEL 075-351-9663
FAX 075-351-9668

古書店で初めて見たデジタルディスプレイ

場所は、「書砦・梁山泊」より大丸側に近い。つまり、大丸から歩いていくと梁山泊より先に、道の左手に見つけることが出来る。外には100円均一コーナーが設置されており、ジャンル問わず文庫・新書・ハードカバーが棚に並べられている。

内容から絶版書籍のみを扱った梁山泊とは違う普通の古書店だとわかり何故か少し安心した。さて、外から見て特徴的なのがガラスケースだ。ガラスケースの中には和本が展示してあるが、和本が置いてあるその上方になんとデジタルディスプレイが展示してあった。古書店と言うことを考えると先進的である。古書店でデジタルディスプレイを見たのは初めてだ。

「何を表示するのか」と見ていると「本、買い取ります」といった古書店の常套句や取り扱い品目などを表示していた。いまや新刊書店では珍しくないが、古書店で見かけるとは、結構繁盛しているお店だということだろうか。

店内の雰囲気

中に入ってみると暖房が効いている。ビルも新しそうで、品揃えこそ学生街にあるような普通の古書店のようだが、環境はそれとはまるで違った。まあだからといってBGMが流れているわけでもなくお洒落な雰囲気であるわけでもないが。

レイアウト

店舗スペースは6畳程度で横に長い長方形のような形だ。レイアウトを述べていくと正面に店を分断する棚があり、壁は全て棚になっている。入って目に付く正面の棚には200円均一コーナーがあり、ジャンルを分けずに雑多な本が並べられている。

入ってすぐ左手の外側に面した棚と店舗左辺の壁棚

そのまま左回りに一周することにした。

外側に面した棚に主に歴史系の文庫が並べられ、長方形の左辺には左から順に上段にはサブカル漫画・文学、紅茶とか写真とかおしゃれ系、民俗学っぽいの、科学、歴史、電車、格闘、エロ、下段に大判、雑誌がある。

店舗真ん中の棚

また、振り返って店を分断する棚を見ると、心理学や民俗学、オカルト系、回り込むと京都に関わる書籍が並んであり、足元には雑誌が置いてある。

店舗右辺の壁棚

さらに、振り返って右辺の棚には主に仏教系の箱本が並べられており、入り口を右手に見ながら外側に面した棚には、岩波などの固めの文庫、さらにその左の棚には仏教芸術の写真集など大判書籍が並べられていた。連続で入店したせいかどうしても比べてしまうが、梁山泊と比べると、店舗スペースの差もあり、品揃えに劣る。

古書店を改装したような店 品揃えが好みの店

しかし、100円均一・200均一コーナーの設置やデジタルディスプレイ、文庫、新書の品揃えから考えても、両店の客層が違うのは明らかであり、これは比べてしまった自分がいけない。

そんなことを考えながらも、この店のことは結構好きであり、もう少し行きやすい場所にあれば、京都に来たときは必ず寄りたいと思う店であったりする。

実は2年前偶然この三密堂で伊坂の「オーデュポンの祈り」を発見した時は、丁度読みたいと思っていた時だったので非常に嬉しく思ったことがあったのだ。全体の雰囲気とかそういうのではなく、「欲しい時に欲しいものがあった」という一度の経験がその店を好きにさせるってこともあるんだと思った。

京都の古書店で今まで行った中(河原町界隈しか知らないけど6店くらい)では、一番好きなお店なので、ここはオススメ。

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