昨日ユーストリームで視聴した「ノールス04 NAKED & THISIS(NOT)MAGAZINE presents 「MAGAZINE NOW!!! 雑誌的雑談会in大阪」」。題名通りかなり雑談的というか「雑誌愛を持つ人たちが飲み屋で熱く語りあう」といった内容だった。
IN/SECTS Vol.3 青幻舎 2011-04-20 売り上げランキング : 429703 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
メンバーはこの「IN/SECTS」の編集者以外に、webメディアのCINRAの人とか、色々サブカル的雑誌関係者6人。詳しくはこちらに書いてあります。 長かったし、録画録音していないので、うろ覚えだけど、内容をざっくり言うとこんな感じ。
***
- 雑誌作りにおける電子の使い方
- 公告と販売部数現象の関係で雑誌の質が悪くなった
- ジンブームの中でお金はどうしているのか
- そもそも文化を広めることと資本主義的な利益追求は相反するのでは?
- 「広める」という点ではwebはかなり便利
- 情報が氾濫している中でwebはプッシュ的側面も持つようになってきた。だからこそ、雑誌の編集力(「フレームとしての強度」と言っていた)、ブランド力を重視すべき
- 飯のタネとしてジンを考えるのは何か無理がある気がする
- お金持ちではなくても幸せを感じれるお金を稼ぐくらいならできるかも?
- なぜ雑誌なのか?
- 「食えない」「売れない」とは言いつつも見えている課題・やりたいことが山積な現状を見れば「雑誌」に希望は持てるのではないか
- 雑誌だから「ビジネスとして」と肩ひじ張る必要はないのでは?
- 技術的・経済的な面から考えると今は雑誌作りに一番希望を持てる時代では?(今、やった方がイイ!)
***
とまあ濃いような深いような話を飲み屋のテンションで語っておりました。全体を通して感じたのは、現状は意外と希望が持てるので、「やりたいんならやっちゃいなよ!」って楽観。これは僕もそう思っていて、技術・経済を通して、個人がやっていく上では、現在はかなり良い時代になって来ていると思う。
会社組織として大きなお金を稼ぐのは難しくなっていくだろうけど、個人としてやっていくには十分なお金を稼げるようになっていくかもしれないと思う。個人の情報の発信力は、webも紙もどんどん増していっているのだし。
必要なのは熱意と行動。「コンテンツ力をがあれば、後はやり方次第でやっていける」と元気づけられた。