1日目に引き続き大阪ひとりブックショップツアー2日目である。この日も本屋をまわるまわる。本屋まわり人間ですよワタクシはもう。
1日目に写真を載せなかったのでここで掲載。いつもの宿「THE DORM HOSTEL OSAKA」から大阪ひとりブックショップツアーは始まる。なんばから東側に行って、そこから北上、中崎町のアラビクまで行く予定だ。
波屋書房
料理書専門店として有名な本屋。左手はかなりの範囲が料理書に割かれているが、奥は文庫、戦記ものなど。右手は文学、実用書、ビジネス書など割と幅広い範囲で扱っている。
パカラ堂
焼き菓子が美味しいカフェ。本棚が一本あって店内で読むことができる。選書が面白い。安野モヨコ『監督不行き届き』を読んだ。
Click & Clack
3店目は一色文庫かと思ったら木曜定休なことをチェックし忘れでなんてこったと途方に暮れていたら次のnyi-maに行く途中に偶然ランチで入ったclick & clackに一色文庫の棚がガッツリあって不思議な気持ち。
昼飯にランチセットを食す。ヴォリュームたっぷりで嬉しい。
鶴橋の商店街を通ったら、それはもう夏のお手本のような、少年時代に仰ぎ見たような空と風景があったので上げておく。
nyi-ma
今日は14時から開店のはずだけど閉まってた……調べてみたらFacebookページのみで予定が書いてあった。18時から開店。。。暑い中、来たのに残念である。ちなみにnyi-maは旅とマンガがテーマのブックバーのようなので、とても楽しみにしていたのだ。
さるやみ堂
猫本メインのブックバーである。猫が好きすぎて飼い猫が描かれたTシャツやブックカバーまで販売する。猫愛に溢れた本屋である。
ことばを食べるカフェ みずうみ
直木賞の直木三十五記念館も入ったアートビルにある3畳ほどのカフェ。ことばを食べるクッキーが人気とのことだが僕が行ったときは無人だった。何が何やら分からずとりあえず後にする。サイトをイベントをちょくちょくやるようだ。
FOLK old bookstore
前回の本屋探訪記以来の訪問なのでもう5年ぶりくらいか。前回より一階は整理されて、「ブックカフェにしたのかー」と思っていたら地下がかなりディープなブックショップになっていた。新刊古本無関係にリトルプレスもあって、古着や古道具も売る。前回訪問時の一階のカオスは地下に移動したのだ。カフェとしても相変わらず良い感じだ。ひと休みする。
キンダーブック林林
子供の本専門家向けで手製本もやるお店。武井武雄の絵本があったのが良かった。
書苑よしむら
美術書専門店。専門家向けの雰囲気である。美術関連書で黒っぽい本も多い。図録もある。残念ながら本の入れ替え中だったのでそこまで分からなかった。
矢野書房
ガッツリ古書店。手前にアイドル本や100円均一、一般書がありつつ、奥に行くとどんどん深くなる。春陽文庫多いわサンリオSF文庫も多いわ、何万単位の本もたくさん。この間口の広さは素晴らしい。
夕飯はとにかく脂っこいものが食べたかったので龍麺房というところで、トロットロの豚骨ラーメンを。お腹が減りすぎて、少し食べてからの撮影となってしまった。
葉ね文庫
珍しい詩歌(しかもほぼ新刊)の専門店である。詩歌好きな人が集まるらしく短い営業時間ながらお客さんが何人もやって来て驚いた(田中短歌さんという何やら凄い人も来たがその話は本屋探訪記で)。
書肆アラビク
古民家で幻想美術・球体関節人形な世界観を展開するブックカフェ。濃密な空気が漂う。
帰り道には月が綺麗。
ということで宿に帰って来たのが21:30くらいだった。ヘトヘトですよヘトヘト。
ちなみにここTHE DORM HOSTEL OSAKAは本棚に囲まれたラウンジで英語や中国語が飛び交うインターナショナルなホステルである。電源・Wi-Fi完備でシャワーなどなど新しい宿なのでキレイなのも嬉しい。大阪に来たときは最近、常宿にしている。
1日目は大阪は坂が少なくて自転車でまわるのにちょうど良いと油断していた。2日目にまわった谷町六丁目あたりは結構な坂がある。それでも東京と比べれば楽なものであるが猛暑の中、坂を登るのはキツかった。
今日の収穫。前日の一目惚れカーディガンもあったので自重した。
明日はついにイベント当日である。緊張する。