
合理化とか合理的って言葉の使われ方になんかこう違和感があって、というのもこういうツイートを見たからなんだけれども、
ここで表現されている「合理化」ってリストラのような非人間化みたいなイメージに近いと推測するのだけれど、この言葉自体にはある目的に対して無駄なく達成できるようにプロセスを整えることくらいの意味しかないはずで、ビジネスの世界、というか短期的な数値目標を達成する世界で使われ過ぎたせいで変な意味合いが付与しちゃってる気がするのよね。
合理化の名の下に排されるのは必然的に文化とか余白とかそういった人間的なものだというイメージだけが先行している感じ。
別に文化を豊かにするための合理化とか人に優しい世界をつくるための合理化もあるはずなのではないかなーなんて思うのだけれども。
それとも、そもそもこの合理化って言葉ができた背景自体が短期目標を達成するためのものだったりするのかな。よく分からん。
何にせよ合理化という言葉は何らかのものを排除するための言葉であるのは間違いないか。あまり使いたくない言葉だな。
関連タグ
「踊る頭の中」の記事一覧
-
2025年は「いのちだいじに」あるいは「足元を固める」
2025-01-10(Fri)
-
39歳になりました!
2024-09-16(Mon)
-
2023の振り返りと2024年にしたいこと
2024-01-05(Fri)
-
38歳になりました!
2023-09-18(Mon)
-
2022年のことと2023年について
2023-01-14(Sat)
-
【踊る頭の中】憎悪と祝福
2022-05-07(Sat)
関連記事
-
【お仕事読書】『続・ゆっくり、いそげ』(影山知明、クルミド出版)
2021-05-09(Sun)
-
【息抜き読書】『天才による凡人のための短歌教室』(木下龍也、ナナロク社)
2021-07-19(Mon)
-
【息抜き読書】『異邦人』(原田マハ、PHP研究所)
2022-03-18(Fri)
-
【息抜き読書】『ヴァン・ショーをあなたに』(近藤史恵、東京創元社)
2021-06-22(Tue)
-
調査日誌「五里霧中」 『香りの器 高砂コレクション展」図録』(求龍堂、2020)
2021-05-22(Sat)
-
独立書店開業リスト2022年1月~3月版
2022-04-04(Mon)

