熊本ブックショップツアー vol.1 熊本の街の本屋といえばココ! 長崎書店


去年の秋に勢いで旅した福岡、熊本。福岡編はいったん終了し、今回からは熊本ブックショップツアーの記録を書いていく。

長崎書店の名前をはじめて聴いたのは2015年の夏、本の学校で司会を務めたときだった。お題目は「リニューアルは書店に新たな命を吹き込むか?」というもので、老舗書店のリニューアルというとそれまでの店員さんやお客さんとの関係性もあり難しいのだが。それを見事に成功させた長崎書店さんと、チエノワブックストアさんに話を聴くというものだった。

詳しくはこちらの本を読んでいただくとして、ぼくの感想は「2店とも経営をしっかりされている」ということだった。社長は現場にはあまり出ず社員登用や教育、資金手配、営業など経営をやるということ。考えてみれば当たり前だけれども、良い本屋というのは良い会社でもあるということだった。

それ以来、長崎書店の店を棚を自分の目で見たいと思っていたのだが、なにせ熊本なのでなかなか行ける機会が見つからず行きあぐねていたところに、例の伽鹿舎×ひなた文庫イベントがあり今回のブックショップツアーと相成ったのである。勢いって大事(2016/9/16-2016/9/18)。

まとめ

時間のない方のためにまとめです。
  • 品揃え:オールジャンル。熊本にまつわる本も多数。
  • 雰囲気:街の本屋さん。
  • 立地:JR・市電、およびバス停「通町筋」下車、徒歩2分(公式サイトより)。
熊本市中央区上通町6-23
営業時間:10:00 ~ 21:00(無休)

電話:096-353-0555
FAX:096-322-2245
E-mail:info@nagasakishoten.jp
URL:http://www.nagasakishoten.jp/
Twitter:https://twitter.com/nagasakishoten
Facebook:https://www.facebook.com/nagasakishoten/

やっぱりすごかった! 長崎書店

さて、実際に行ってみた感想はというと、「さすが!」の一言である。熊本市の中心街である上通り商店街の中にある本屋だが調べてみると1889年創業とある。老舗とは聞いていたが100年以上とは……!! 表参道の山陽堂書店と良い勝負だ。
そんな老舗でありながら四代目社長の長崎健一さんによってリニューアルされた店内はキレイで、ショールームにギャラリー、3階にはイベントホール(2階はonthebooksというカフェ)まである。品揃えはというと、重厚なものからカジュアルなもの、実用書・学習参考書までしっかりあり熊本市の人々の知的生活を支えて続けてきたのだろうと容易に想像できる。

上記本の学校のイベントのときにも話題に出ていた2010年開催の「ラ!ブンコ」フェアが凄かったようで、そこから熊本の文化発信地としてのイメージができたようだ(熊本出身の著名人100人にオススメの文庫を1冊推薦してもらった100冊の文庫フェア。忙しい書店業務の中で熊本在住じゃない方も含めて著名人100名にコンタクトを取り実現させたというのが凄い)。

オールジャンルございます

さて、店内をざっと紹介していこう。


奥に細長く、入ってすぐ左手はビジュアルブック・絵本・児童書・女性誌・暮らし・生活・男性趣味・ビジネス誌・資格・ライフスタイル誌・ビジネス書・旅。

右手に文芸・人文・サイエンス・新書・NHKテキスト・文芸誌・宝塚・ギャラリースペース・雑貨・辞書・語学・マンガ・精神世界。

レジ向こうから中央に棚がありライフスタイル・食料理系・文庫が並ぶ。

ちくま文庫や岩波文庫もしっかりある。



絵本や児童書ももちろんある。



コミックスだって当然ある。



細かく書名までは今回は記さなかったがまさにオールジャンルな品揃えであることは伝わっただろう。

ちなみにギャラリーやフェアはというと、直近は
など行ってみたいものばかりである。

熊本旅行の際に寄れば、熊本の文化をより深く知ることができるかもしれない。