長野県ブックショップツアーをしよう!
そういって訪れたのが上田市と松本市。どちらも少しずつ若者が素敵なお店を作り出していっている話題の街だ。
バタバタといつの間にか時間が過ぎてしまい、書こう書こうと思いながら気付いたらあれから3ヶ月以上経ってしまった。
ようやく余裕ができてきたので「長野からこんにちは」というシリーズ連載として、訪れた本屋についてレポートしていこうと思う。1店目は「BOOK & CAFE ことば屋」(以下は2015.11.27の記録だが、2016年1月に本店舗は移転しているので注意)。
まとめ
時間のない方のためにまとめ。
- 品揃え:絵本が若干多めだがそのほかの品揃えも多い。
- 雰囲気:本好きの憩いの場所。
- 立地:国道141号線沿い。本屋が周辺に多い。JR上田駅お城口徒歩10分。上田バス原町停留所目の前。
営業時間:12:00 - 20:00 (日曜のみ 12:00 - 18:00)
定休日:水曜日 第2・第4火曜日
TEL:0268-75-2388
Mail:info@kotobaya.net
URL:http://www.kotobaya.net/
Facebook:https://www.facebook.com/kotobaya.net
安心できるブックカフェ
上田市に訪れて驚いたのが意外と本屋が多かったことである。国道141号線沿いに何店も点在する。どれもがいわゆる街の本屋のような佇まいだがその中で異彩を放つ場所が「BOOK & CAFE ことば屋」だ。
赤いポストが印象的なガラス張りの入り口から中に入ると、あたたかい雰囲気。木目調ということもあるが、観葉植物がアクセントして置かれているのが大きいだろう。やはり、緑があると安心すると思うのだ。
本棚について書いていこう。
店舗入って左辺には絵本を中心に、希少本コーナーなどもある。振り返ると店内中央のソファセット一式のちょうど後ろ側に背の低い本棚だ。こちらにオススメの本がいくつか並べられていた。岡本仁『ぼくの上田案内』などだ。
入って右側の壁一面の本棚が素晴らしい。すべて面陳で並べられた本たちは眺めているだけでも嬉しくなってくる。この壁に向かってカウンター席があるのだから堪らない。店内一番奥にレジがあり、雑貨も少ないながら売っている。本の本・本屋の本もしっかりあったのがぼくとしては嬉しかった。
具体的にどんな本があるかというと、雑誌『みづえ』、ブルーノムナーリの絵本、『もぐらとずぼん』、『深海生物ファイル』、クラフトエヴィング商會『クラウドコレクター』などだ。これは品揃えの一例だが、子どもや若者、子供連れでカルチャー好きな層に向けた品揃えだということが分かるだろう。
上田市に来た際には観光コースの中にぜひ入れていただきたい。一息つくのにちょうど良いブックカフェである。