キュレーターにLABってことで、とりあえず話だけでも聞こうと思って参加しました。
タイトルを要素分解する
説明会ということですが、少人数なのもあり、四角四面な感じではなく、ぶっちゃけトークによって進んでいきます。
分かりやすく「働く・キュレーター・LAB」というように要素分解して説明が進みました。
以下、箇条書きでまとめていきます。
「働く」
- 仕事にならないと意味がない。
- インタビュー術の講義をするつもりだったけれども、6万円という値段設定に合わすために変更。
- 仕事の幅が広がったり、新しい仕事ができたりするようにするつもり。
- 毎回、課題が出て、講評と添削・意見交換を丁寧にやる。
- とは言え、話の部分も取りたいので個人講評の時間が十分取れないかもしれないため、希望に応じて補講がある。
- Facebookのグループは作る予定。
- 受講生にも汗をかいてもらうことが大事かと。
「キュレーター」
- キュレーションがどうやったら仕事になるか使えるようになるかを真面目にやる。
- キュレーション=メディアとネットワークの双方にニュートラルに向き合い、両者をダイナミックに活用することで混迷の時代に価値をもたらす「編集」(情報整理とストーリーテリング)のスキル。
- 情報とメディアあるところに編集あり。
- レストランのプロデュースもキュレーションだと思うのですシェフも講義で呼ぶ予定。
- デザインと編集は似てるが、デザインはパッケージ寄りで、編集は内容寄り。
- メディア=垂直的情報環境。
- ネットワーキング=水平的情報環境。
- キュレーター=メディアとネットワーキングの間、混ざっている場所。
- まだビジネス的にうまく行っている人はいないが、情報整理かわできる人が求められているのでは?
- 広告の推移は、宣伝→差異化→コミュニケーションだった。
- このコミュニケーション部分をやるスキルがキュレーション。
- デジタルとリアルを問わずに場と体験、物語の提供をする仕事。
- 理論は以上だが実践が大事。
「LAB」
本講義は実験と実践の場である。どっちかっていうとポジティブに絡んで来る人の方が向いてるかも。カリキュラム概要は以下の通り。
- インタビュー (聞き方と書き方を学ぶ。全ての仕事の基本である生データを重視するため。)
- ソーシャルメディアの企画の可能性 (ソーシャルメディアから繋げたり拾ってたりして動くこと。)
- 取材(リアルな体験は圧倒的な強みなのでそのための取材も学ぶ。)
- 執筆(今は自分で書けなきゃ全然ダメな時代。Web原稿70点満点理論など教える。執筆の講義は元切り込み隊長のやまもといちろうさんを呼ぶ予定。)
- 1から4を統合した場作りを実践する。
もう一つのミッション「広告批評」復刊
以上のミッションの他に、雑誌とかウェブとかイベントとかなんでもいいから何らかのアウトプットを作るミッションがある。テーマは「広告批評」復刊。
雑誌作りではなくコミュニティ作りと考えること。
どうですか?皆さん!
「働くキュレーターLAB」。以上のような感じだそうです。良いんじゃないんでしょうか!
6万円という値段設定は高過ぎますが、課題や実践形式であることなど金額に見合った価値はありそうです。
僕は参加…どうしようかなあ。とはいえ絶対的に6万円って金額は高過ぎるんだよなあ。