独立当初、書き方について悩んでいたときに読んだ本。米国の作家であるディーン・R・クーンツによる指南本。小説の書き方なのでライターとは職能が違うため直接的に役に立つというわけではなかったけれどもおもしろかった。
なにが面白いのか。ともすれば「作品」とも呼ばれる小説に関する技法の本であり、かつ、売り方が書かれた本だからだ。
とはいえ、これを読んでから半年ほど経ってからこのレビューを書いているのだが結果的に覚えていることは少ない。きっと最初に書いたとおり自分の求めているライティング技術とは違ったものだったのだろう。それにも関わらず「おもしろかった」という印象は残っているのも変な感じだが。まあ悪い本ではないのだろう。
>
関連タグ
「文章技法」の記事一覧
-
【五里霧中】『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太、星海社)
2021-08-13(Fri)
-
【お仕事読書】『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(近藤康太郎、CCC MEDIA HOUSE)
2021-06-27(Sun)
関連記事
-
【息抜き読書】『タルト・タタンの夢』(近藤史恵、東京創元社)
2021-05-15(Sat)
-
【フリーペーパー書評】石橋毅史『本屋な日々50 幻想のアリーナ』
2017-04-01(Sat)
-
【息抜き読書】『ワセダ三畳青春記』(高野秀之、集英社)
2021-08-28(Sat)
-
【書評】『海外SFハンドブック』
2015-11-26(Thu)
-
【書評】唐沢なをき『怪奇版画男』
2017-08-20(Sun)
-
【書評】絲山秋子『小松とうさちゃん』
2016-06-10(Fri)