1/8に参加。
UCCがコーヒーアカデミーという学校を開いているのは知っているだろうか。コーヒー文化を広める目的のためUCCが行っている活動のひとつだ。いままでは神戸校しか無かったのが東京校もできたのが約1年前。去年の12/23にイベントがあったので行ったのだが、これが素晴らしく良かったので入学を決める前にまずは体験してみようと思った。
それが今回の体験セミナーである。
内容はドリップのやり方である。ドリップの仕組みから一投式と三投式の飲み比べに、実践。インスタントコーヒーでも一投式と三投式の実践と飲み比べ。最後は手土産まで持たせてくれた。いままで「蒸らし→ちょっとずつお湯を入れていく」だけだと思っていたのが、まったく違うということがよく分かったのが嬉しいところ。
特に蒸らしが「蒸らすことでコーヒーの旨味的な何かがよく出るから」ということではなくて、「蒸らす時間はコーヒー粉に付いている炭酸ガスを抜くためであり、これをしないで入れるとお湯がコーヒー粉に触れにくくなるため味が薄くなってしまうから行うもの」だと知ったのは大きな収穫。
新鮮な粉ほど炭酸ガスを含んでいるそうなので、古い粉の場合は蒸らしてもあんまり粉が膨らまないそうな。
もうひとつ。プロの所作を観察できたことは大きい。「蒸らしはできるだけゆっくり」とか「一定のスピードでお湯を入れる」とか言葉で言われても具体的にどういうことなのかが今まで分からなかったのが、このセミナーでようやく納得できたのだ。
セミナーが終了し、自宅で淹れたコーヒーはその前までのコーヒーよりも美味しくなっていた。