ニーハオ!
2015年10月。台北の本屋事情がアツいと聞いて、居てもたってもいられなくなったので行っちゃいました!
- 遅刻して本屋行って本屋行って夜市で締める 〜台北ブックショップツアー 1日目〜
- 本屋と本屋と本屋と、あと寺と居酒屋と 〜台北ブックショップツアー 2日目〜
- 名残惜しいが最終日、また来ます! 〜台北ブックショップツアー 3日目〜
ということで、シリーズ連載「そうだ、台北の本屋に行こう」第九弾です。
9店目は「漢聲巷門市」。
まとめ
時間のない方のためにまとめです。
- 品揃え:雑誌『漢聲』のバックナンバーを中心に中国語の本いろいろ。
- 雰囲気:これぞ中国語圏って感じの雰囲気。
- 立地:MRT國父記念堂から車で約5分
電話番号:02-2763-1452
営業時間:月~金 13:00-20:00、土 11:00-20:00
定休日:毎週日曜日
URL:http://www.hanshenggifts.com/front/bin/home.phtml
FB:https://www.facebook.com/%E6%BC%A2%E8%81%B2%E5%B7%B7-314574755419402/info/?__fns&hash=Ac3-hUoh6_iuhpqy&tab=page_info
ディープな中国・台湾文化を扱う雑誌『漢聲』を買うならここ! 「漢聲巷門市」
ブックショップツアー主催者が日本の古本屋で見つけた雑誌『漢聲』。そこの出版社が本屋をやっているというので絶対に行ってみたいということで寄ることになった「漢聲巷門市」。
どんな雑誌かというと、これが凄い!
我々がイメージする雑誌というと、どの号を手にとっても「あーあの雑誌だな」と分かるように判型やデザインのトーンが一緒だと思うのだが、『漢聲』は毎号ごとにデザインから判型から内容までまったく違うのである。テーマが「台湾・中国各地に代々受け継がれている文化や風習、生活の知恵や様式などを紹介すること」らしいのだけれども、ここまで違っていると果たして「雑誌」とはなんだろうかと考えてしまうほどだ。
その上、文字ばかりの号もあればビジュアル要素が強い号もあり、中国語が分からなくても買いたくなってくる気持ちがよく分かる。
最新号など比較的新しい物は新刊書店で手に入るようだが、バックナンバーについては絶版のものもありここでしか手に入らない。
そんな雑誌『漢聲』の出版社が本屋「漢聲巷門市」では、『漢聲』のバックナンバーを中心に、中国語で書かれたマニアックな書籍から、なぜかスヌーピーの本も置いている。
オススメは本といっしょに売られている中国茶。
普通のおみやげ屋さんでは売られていないような、でも、貰って嬉しいようなものを探していたのだけれども、ここの中国茶であれば間違いないだろう。帰国後に呑んだら美味しくてまた寄りたくなってしまった。
ひょうたん型の入り口がおもしろい「漢聲巷門市」。せっかくだからディープな本屋に行ってみたいという方にオススメのお店である。