今回の書店探訪は、松丸書店が短期間で棚を変えるため棚のルポは実際に行ってみてもらうことにしてもらって、中の写真をメインにします。まとめはもう言わずもがなってことで省略です。行けば分かります。もう四の五の言わずに行くべきなのです!
というわけで、書店探訪エクストラ「丸善 丸の内本店 松丸本舗」です(こちらは2012年9月で閉店となりました。残念過ぎます!)。
情報LIFE日本
まず、今回の企画の説明です。今回の企画は「情報LIFE日本」で、以下、斜字はウェブサイトから引用です。
松岡正剛氏が30 年以上思索してきた「情報のしくみやふるまい」を下敷きに、現代の情報社会に必要なインフォサプリメント1万冊を総力選本しました。
「情報フィットネス」、「情報レストラン」、「情報の入口と出口」、および 3.11 を受けた「情報ホスピタル」の4ゾーンで構成し、生きている情報、情報の世界戦略、辛口な情報、おいしい情報、装着する情報、あやしい情報など100 の分類で情報に生きる日本を描き切ります。
特徴
松丸本舗は松岡正剛さんと書店員さんが時期のテーマに沿った本をジャンルにとらわれず縦横無尽に展開するのが特徴的な本屋なのですが、僕が思う凄いところを以下に挙げてみたいと思います。
- 迷路としか思えないレイアウト
- 平積み、棚差し何でもありの展示法
- 立ち読みしやすい書見台
- POPが棚に直接書いてある!
もちろん以上の点に素晴らし過ぎる選書と棚作りが加わりますが、こんな画期的なことをどうやって実行したのか。「こういう本屋があったら良いな」とかは思いますが、実際に作ってしまった松岡正剛さんに驚嘆するばかりなのです。
少ないけれど気になった本
どんな本があったのかというと㈱竹尾の紙の本とかヴォネガット唯一の絵本とかでしたが、積読解消期間で一冊も買わないと決めていたのであまり何があるのかは見ないようにしました。書店探訪的には少し残念ですが、それでももう雰囲気だけでやられちまいそうでした。
恐るべし本の森。
しかも、中を歩いていると店員さんが団体さんに棚について説明している!!調べてみると「松丸ツアー」なるものがあるらしい。是非体験してみたいのです!!
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中の様子
最後に中の様子を写真に撮りましたので参考までにどうぞ~。
以下、店内の外周を回ります。
(入って右に進みました。奥に見える暖簾はもう一つの入口です。)
(まっすぐ進むと曲がり角です。先に何があるのでしょうか。)
(先にあったのは展示コーナーでした。貴重書が展示されています。ここら辺は松丸ツアーと椅子に座っているのお客さんがいたので端っこだけです。)
(展示コーナーの端。一番入口から遠い角です。ここもお客さんがいたため上部だけの撮影。棚の上部までぎっしり本があるのが分かりますね。)
(ここから真直ぐ進めます。果たして突き当りには何があるのか?)
(突き当りは作家の棚コーナーでした。ここもじっくり物色したいものです。)
(作家の棚コーナーの隣はレジです。素敵な店員さんがいるのです。撮影許可はちゃんともらいました!ちなみにレジの向こう側はすぐ入口です。)
(レジ横の柱棚です。紙商社「竹尾」を中心のフェアが組まれていました。「本は照明である」だそうです。)
(松丸本舗の説明と「本の本」コーナーです。僕としては大好物のコーナー。危なく買ってしまいそうになりましたw)
ここまでで外周は終わりです。外周に囲まれた迷いの本の森の奥はこうなっていました。
(本・本・本ですね。素晴らしい!)
これで終わりです。東京に行く際には是非行ってみてることをオススメします!もう3度目くらいですが何度行っても飽きないのです!
では、また明日~。