本屋探訪記vol.90:「スタンダードブックストアあべの」は地域を盛り上げる

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ぼくの大好きな本屋「スタンダードブックストア」に新店ができるという。場所はあべの。天王寺駅から途方5分ほどのあべのHoopsである(以下は2014.2.7の記録である)。

まとめ

時間のない方のためにまとめです。
  • 品揃え:ほかのスタンダードブックストアと同じようにカルチャー系の本が多数。写真集などアート系はやや少なめか。生活雑貨が多い。
  • 雰囲気:木の香りが素晴らしい。天王寺駅周辺では穴場のブックカフェである。
  • 立地:天王寺駅から徒歩5分程度
〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30 あべのHoop 6F
TEL:06-6626-2500
ショッピング:11:00~21:00
URL:http://standardbookstore-a.blog.jp/
Twitter:https://twitter.com/standardbook_a?lang=ja
Facebook:https://www.facebook.com/pages/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2%E3%81%82%E3%81%B9%E3%81%AE/261552594009081

六階に昇ると木の香り

エスカレーターで六階までのぼると立ち昇る木の香り。白木に大きくSTANDARD BOOKSTOREの文字。これから取材するのが楽しみである。

関西を代表するデザイン集団graf

白木を中心に組み上げられたDIY的雰囲気に溢れる店舗デザインは関西を代表するデザイン集団grafが担当している。
ファッションブランドnenetの店舗デザインも行なっているこのgraf。スタンダードブックストアでよくイベントをしているし、このあべの店オープン記念でも行われた。とても素敵な店舗である。

レイアウトと品揃え

このあべの店。スタンダードブックストアの他店舗に負けず劣らず広いのでレイアウトについては大ざっぱな説明に留め、さらに品揃えについてはジャンルのみを書き書名は省くことにしたい。何しろ広く品数も多いので詳細に書いていくと膨大な量になってしまうからだ。詳しく味わいたい方はぜひ足を運んで頂きたい。それでは紹介していこう。

入口は二つだ。
エスカレーターからおりて正面真ん中のgrafによるインスタレーションを挟んで右側がカフェ。左側が本屋となっている。

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本屋スペース 壁沿い

本屋の紹介から入ろう。
入ってすぐ左手は雑貨メインのコーナーであるが、これももちろん他店舗と同様で本と雑貨が混在しているので分ける意味は特になかったりする。
壁沿いに見ていこう。文房具コーナーを皮切りに旅と文学、突き当たってDIYや園芸、壁沿いに動物、暮らしとと続き、ここで更に突き当たって酒食、ファッションとなる。
更に突き当たるとバッグや時計が並べられており、そのまま本屋のレジだ。本屋のレジを左手に真っ直ぐ歩くとカフェコーナーとなる。

本屋スペース 中央

壁から離れスペースの中央左側、レジから遠い場所にはDIYが多めでSF、山、デザイン、アートと続く。山が入れ込まれているのが面白い。

本屋スペース 目玉の階段棚

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レジの目の前には目玉の階段棚である。なぜ目玉と言えるのか。それはこの棚の周囲に門のような作りがあるからだ。
「本店の目玉にようこそ」ってなもんである。
この階段棚と取り囲むようにある本棚にはコミュニティデザインや思想、宗教、デザイン、社会、大阪の本、クリエイティブ系ビジネス書である。

カフェコーナー

入り口まで戻って右側のカフェコーナーを見てみよう。カフェに入る前にいったん陶器が売っている。どこの陶器だろうか。いい感じである。
奥のカフェはなんと電源付きである。ちょうど大阪本屋探訪の最後の店だったので愛すべきiPhone様の元気がなくなってきている頃合いだったので喜んで利用させていただく。それと同時にぼくの元気もなくなりかけていたのでオムライスで補給する。相変わらずスタンダードブックストアの飯は美味い。
広さは心斎橋ほどではないが茶屋町より広い感じで、壁一面に貼り付けられた周辺地図が素晴らしい。国立本店にある地図のようだ。

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スタンダードブックストアあべの店は地域を盛り上げる

これでスタンダードブックストアあべの店を見終わった。いやー胃的にも気持ち的にもお腹いっぱいである。カルチャーな雰囲気を漂わせながらもオープンで常になにか面白いことに出会えそうな場所。やはりスタンダードブックストアは素晴らしい。

ところで、先に挙げた地図の話に戻ろう。
国立本店は本を売らない本のコミュニティスペースであった。その活動の一つに本をとしてくにたちを活性化するということがあった(だから、周辺地図を壁に貼っていた)。もしスタンダードブックストアあべの店も本を売る売らないの差はあるとはいえ同じようなコンセプトならば、つまりあべのを活性化することがこの店の目的の一つではないだろうか。
スタンダードブックストアあべののブログを見てみるとこんな文章があった。

あらゆる商店は地域に根差すべきでしょう。今回あべのではそれを特に重視したいと考えております。近頃とみに大阪以外で商売するイメージが薄れ、地元でやりたいことが増えてまいりました。今後地元の方々との連携を図ってまいります。 そしてターミナルには沿線から集客することもさることながら、ターミナルから沿線に出向いていただくよう誘導する役目もあるのではないかと常々考えておりました。沿線から都心への一方通行ではなく、大阪の郊外の魅力を紹介する役目。

【@abeno…】ようこそ ようこそ スタンダードブックストアあべのオープン より

店単体ではなく地域おいう単位で考えることができる。スタンダードブックストアの放つオープンさはそんなところから来ているのかもしれない。

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