BOOKSHOP LOVERの2018年でした!!


こんにちは。今年もBOOKSHOP LOVERにお付き合いくださった皆様、ありがとうございました! 本当に皆様のお陰で僕はいるのだと思っています。2019年もよろしくお願いします!!

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ということで、毎年恒例の今年の振り返りと来年の抱負的なことを書いておこうと思うのだが、その前に昨年末に書いていたことを。

そうか、昨年末は疲れて感情を失っていたんだな。で、反省して心の余裕を持とうと決意したと。その結果はどうだったか、と言えば去年と比べたら格段に余裕を持てるようになってきた。理由はいろいろとあるけど、まずは出来事ベースで振り返りを。

出版と開店

今年は出版と開店の年だった。

7月に『日本の小さな本屋さん』の出版と、共著だけど8月に『全国旅をしてでも行きたい街の本屋さん』の出版。それに続くイベントツアー。さらに、8月には下北沢に「本屋を旅する BOOKSHOP TRAVELLER」を開店。


それらを中心に、1月から東京新聞で連載も始めたり、西荻窪の今野書店50周年記念フリーペーパー『コンノコ50thエディション』に寄稿させていただいたり、その裏では読書コミュニテイサイト・本が好き!の運営と電子図書館メルマガの編集人は続けていたり。まあ今年もなんだかんだと充実した一年だった。
昨年末は『東京わざわざ行きたい街の本屋さん』の出版以降、気持ち的に迷走していたみたいなことを書いていたけども、1月から『日本の小さな本屋さん』の取材と東京新聞の連載が始まってからはそんなこともなく、むしろ全国・東京の本屋を旅するのが楽しくして仕方なかった。

訪れたのは、群馬、長野、千葉、鎌倉、栃木、広島、岡山、大阪、兵庫、京都、熊本、大分、福岡、台北と東京の各地。一緒に旅した写真家の砺波周平さんがまためちゃくちゃ良い人で、男二人ブックショップトラベルの楽しさたるやそれはもう素晴らしいものだった。

まだまだ行っていない本屋がたくさんあることを考えると、BOOKSHOP LOVERのBOOKSHOP TRAVELが終わることは今後もなさそうである。楽しい。

2冊の本の執筆が終わるとほぼ同時期に下北沢のお店の話をいただいたことで、取材旅行の経験をみんなにも味わって欲しいと上記にもある「BOOKSHOP TRAVEL(ブックショップトラベル)」という自分にとってこれから大事にしたい概念を思いつくこともできた。

店のこと


そう、お店である。
昨年、西荻窪で文青堂@西荻ペーパートライを立ち上げて辞めた経緯から、ライター業に注力しようと思っていたのだが、長年通いつめていた店のオーナーからオファーをいただき、それがとても嬉しいものだったので、お受けしたのである。

でもBOOKSHOP LOVERの僕が「本で生計を立てる」いわゆる普通の本屋をやっても仕方ない。他の本屋の方の競合になるのは本意ではなかった。そこで、先に書いたようなブックショップトラベルの経験を広めるためのお店として「本屋を旅する BOOKSHOP TRAVELLER」を開店したのだった。

たくさんの本屋に出店していただいて、店にいながらにして各地のいろいろな種類の本屋を旅することができ、それらの本屋に実際に訪れてもらうための店だ。
7月に木製本棚を手作りで作り始めて、8月に開店。店の内装やオペレーションを含めて試行錯誤しながら作りつつ、ようやく現在に至った。お陰様で売上も好調で、参加書店も順調に増え、12月末現在で38店もの棚(搬入前の店を含めると40店以上)がある。

下北沢の駅前という超好立地でありながら少し奥まった場所にあるという、もう最高に素敵な場所でお店を始めることができたのはオーナーのお陰に違いなくて、ここであらためて多大な感謝を伝えたい。本当にありがとうございます!!

店を始めて続けるということは大変なこともたくさんあるけれど、その分、嬉しいこともたくさんあるわけで。疎遠になっていた方が訪ねてきてくださったり、「会いたい」と思っていた方が会いに来てくださったりと嬉しいことがたくさんあった。『東京人12月号』の記事やテレ東プラスさんでの「ブックショップトラベルのすゝめ」など仕事につながることもあり、場を持つことの大事さを体で感じている今日このごろである。

ミックさんとの出会い

店といえば、10月から写真家ミック・パークさんの展示があったのも自分にとっては大きな出来事だった。1ヶ月以上もの間在廊されていたのでたくさんのお話を聞くことができた。写真の話はもちろん、自転車やら音楽やら映画やらたくさんのことを教えていただいたのは本当に嬉しいことだった。
加えて、ミックさんのつながりからPOPE INTERNATIONALのコウジヤマニシさんと出会えたことは大きかった。帽子好きなのだけれどどこの帽子を買えば良いかわからなかった自分としては、「ここのを買いたい!」と思える方と直接お話することができたのはもう最高なことで、当然、帽子も購入。人生初のブランド帽子を購入したのだった。一点一点に名前がついているという特殊な帽子で僕が買ったのは「無矛盾性」という名前の帽子。もう爆上げである。
人生はじめてといえば、人生はじめての写真ボードを購入した。家の目立つところに飾ってある。写真を言葉にするのは難しいけれど、自分にとってミックさんの写真はナチュラルでリラックスできるものなんだよなあ、なんて生意気にも思う。

そんなこんなで出版と店の一年だったわけだが、昨年末に考えた2018年の抱負「楽しむ」は実行できていたと思う。今年は本当に楽しかったよ。

運動不足解消のためにダンスレッスンに通うようになったり、なぜか店でダンスを披露することになったり(笑)台湾一人ブックショップトラベルも楽しかった。そういえばクラフトジンにハマるようになったのも今年からだっけ。仕事もプライベートもここには書ききれないくらいたくさんあったなあ。

2019年のBOOKSHOP LOVER

2019年は「巻き込む」がテーマかなーと思っている。

俯瞰してみると、独立してウェブコミュニティ運営・ライター仕事をメインにして約3年やってきて、4年目から店が始まった。で、店はシステムの特性上、たくさんの方々を巻き込まないと始まらないわけで、そのためにも今まで以上に楽しんでいこうと思う。今年以降は周囲のみんなと一緒に。

そのためには仕事以外の部分も大事だと感じている。それは珈琲だったりクラフトジンやらウイスキーやら日本酒やらのお酒だったり、ダンスだったり、科学史だったり。そうやって楽しめることが増えると、それがその分、本屋を、ひいてはブックショップトラベルをより楽しめることにつながるわけですよ。やー素晴らしい!!

本屋をみんなで楽しむためのやり方をたくさん考えて実践していくのが2019年になりそうだ。そんなわけで一緒に面白いことできる方、大募集であります。来年もどうぞよろしくお願いいたします!!