明日3/23(金)オープンの女性のための本屋「HMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)」に行ってきた!!


3/17(土)に、『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』に出てくる妄想本屋を実現してしまおうというイベントが開催された。「新しいことをしよう」という気持ちにあふれていて、刺激的な場になっていたのだが、この『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』の企画・編集をした花田菜々子さんが新しく本屋を始めるという。

ちなみに花田さんは「遊べる本屋 ヴィレッジ・ヴァンガード」の店員からスタートし、各地の店長を歴任、その後、「二子玉川 蔦屋家電」のブックコンシェルジュや、日暮里の「パン屋の本屋」店長を務めた方で、独立して本屋を開くといった形ではないやり方で成功している稀有な人である。

今回、花田さんが手掛けた本屋はHMV & BOOKSの日比谷店「HMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)」(以下、日比谷コテージ)。30周年を迎えてリニューアルオープンした日比谷シャンテの3階にできる本屋だ。
オフィシャルサイトによると

すべての女性たちが、忙しい日々の中でふと立ち止まり、 本・音楽・映像を通して、ふたたび軽やかに歩き出す力を得る、東京の真ん中のちいさな別荘

Vol.1 HIBIYA COTTAGEをつくる人々 より

とある。

どんなのものなのか。せっかく内覧会にお呼ばれしたので行ってみた。

女性のための本屋


東京メトロ有楽町駅から地下道を通って、日比谷駅A5出口を出るとすぐ目の前に筆記体で「Chanter」(シャンテ)の文字。中に入ってエスカレーターで3階まで昇る。奥にあるのが日比谷コテージだ。

「女性のため」と謳われているが、そこまでガーリーな世界観ではない。一部、花の装飾がなされているがこれはオープニングの特別仕様だろう。ビジュアル・ストーリーブック『Ribbon』を出版した利光春華さんが、同書の世界観を表したものだという。

店内のほかの部分は、HMV & BOOKSの他の店と同様に白を基調としていて、「コテージ=山小屋」と聞いてイメージしていたものとは違った印象だ。ところが、あらためて調べてみるとオフィシャルサイトにこんなインタビューが載っていた。

「COTTAGE」っていうのは“別荘”のことですが、意図したのは“日常から離れる”ということです。

(中略)

「COTTAGE」という言葉からはログハウスとか、山小屋のイメージが強いので、その言葉だけが先行して、意図する方向と逆に行かないか不安だったんです。でも、コンセプトの深い部分を設計や施工に関わるあらゆる方々に汲んでもらって実現できました。
いわゆる山小屋風の内装じゃありません(笑)。
一人ひとりにとっての、居心地のいい場所。その土台はできたと思っています。

Vol.4 HIBIYA COTTAGEをつくる人々 より

実際、店内に入ってみると、コテージとか別荘とかそういう言葉とは関係なく、別世界に入り込んだような気分になる。日比谷コテージはワンフロアのうちの一部のスペースでしかないのに、そういう気分になるのは、この空間デザイナーの方の思惑に見事に乗ってしまったとうことだろうか。少し悔しい。

肝心の本棚を見ていくが、今回は長くなりそうなので書名にはあまり言及しないでおく。

僕が良いと思ったのはジャンルの分け方だ。「女性のための」という言葉が本棚を見ていると実によく伝わってくる。

Women’s bookのコーナー





Women’s bookやGirl’s art & ciltureなど分かりやすいものをはじめ、ライフプラン、性にまつわる問題といった微妙な、だからこそ、本屋にあってほしい切り口の本が並べられている。

加えて、日比谷という地域性に寄った宝塚歌劇団や演劇、ミュージカルといったジャンルもあれば、映画や映像といったHMV & BOOKSの強みも欠かさない。もちろん、小説や詩・短歌、海外文学、食の本といったコーナーもしっかりあって、選書も多くはない棚数ながら近ごろの話題書から小学館のP+D BOOKSなど渋いものにまで目配せしてある。さすがのひと言なのである。

ちなみに、特集コーナーに著名人・作家のPOPコーナーがあり、『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』でお世話になったナンダロウアヤシゲさんのものもあった。僕もここに呼ばれるくらいにはならないとなと思ったのは余談である。

ほか、いくつか写真を撮ってきたので載せる。

宝塚歌劇団のコーナー。近くに宝塚の劇場がある。



一本とはいえ詩・短歌のコーナーがあるのは嬉しい。ちなみに左隣は海外文学、右隣は本の本のコーナーだ。



ギャラリー。利光春華さんによるジュアル・ストーリーブック『Ribbon』の世界を体現した空間になっている。雑貨、本もある。奥の鏡が効果的に使われていて素晴らしい。Instagramに投稿したくなる作りだ。



イベントスペース。



文芸コーナー。黒板に書かれたPOPが可愛らしい。



HMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)は明日3/23(金)にオープンだ。オープンに際して、以下のようなイベントもあるし、2000円以上購入の先着2500名にポーチをプレゼントするキャンペーンも行っているようだ。
ここまで取り上げてきたこと以外にも楽しめるポイントが盛り沢山のHMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)。今週末は晴れるようだし、映画や演劇、買い物を楽しんでみるのも良いかもしれない。

店舗詳細

住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ3F
TEL: 03-5157-1900
営業時間: 11:00~20:00
Twitter: hibiya_cottage
Instagram: hibiyacottage
LINE: hibiya_cottage
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参考資料