「台北のスモールパブリッシャーnos:booksとその周辺」に参加してきたよ!


夏頃から暖めまくっている企画のせいでまったく更新できておらず遺憾の極みだが、ようやく少しは余裕ができてきたので更新していく。
(というのと、やはり自分は何かを伝えたいひとなのだと思ったので訓練のためにも復活させることにする。)

復帰一発目は三連休最後の日に、池袋のブックギャラリーポポタムで行われた台湾イベントについて。イベントに行けるようになったのも先週になってからだったりするのだが、それはそれとして台湾である。

もう1年以上前のことになるとか信じられないが、台北ブックショップツアーに2015年10月に行って以来、台湾のある種の混沌さのようなものに惹かれてハマってしまった。帰国後はコーディネートしてくださった離譜の田中さんによる語学教室(カルチャーゴガク)に行ったり文青堂をオープンさせたりしてたのだが、なんやかやと忙しさにかまけて台湾についてあまり力を入れられない状況が続いた。
だが、5月に大阪でアジアのブックフェアも開催される(これのイベントにも参加したが別に書く)ことだし、あらためて台湾についてリサーチを開始していければと思う。

ということで、長い前置きだったがイベントについて書いていく。

台北のスモールパブリッシャーnos:booksとその周辺

本イベントは台北で仲間と一緒にnos:books という活動をしている永岡祐介さんに、台湾インディーシーンについて話を聞くというものである。聞き手はタコシェの中野亜弓さん。ブックショップツアーでも行ったmangasick で火星の庭とポポタムとタコシェでイベントをした繋がりがあるらしい。
そんなこんなで永岡さんの話だが、カルチャーゴガクで聞いた話も多かったので発見したことをいくつか書いていく。

始めること、戒厳令、世代差

まず、台湾は店を始めることに対する心理的ハードルが低いこと。日本のように修行してから始めるといったようなことを少ないらしい。とにかく行動が早いのだ。これは今まで聞いてきたことと一致する。確か離譜の田中さんは「衣食住+行」と言っていた。衣食住はもちろんのこと、それに加え、行動をとにかくするということだそうだ。

もうひとつ。戒厳令について。1947年〜1987年に戒厳令下にあった台湾では表現の自由がなく、その当時を生きた人とそれ以降の人で感覚が全然違うのだそうだ。永岡さんは35歳(1981年生まれ?)だそうだが、つまり30代より若い人は戒厳令の時代をほぼ知らないのである。

これがどういうことなのかというと、音楽や出版などクリエイティブな活動における先輩がいないということなのだ。例えば、zineを上の世代の人に見せると学生の卒業制作と思われたりなど。ちゃんとした本の形をしていない(おそらく背があるかどうかだと思う)ものは本だと思ってもらえないようなのだ。そういう前提みたいな部分が違い過ぎるということ。
台湾の歴史についてはまだまだ勉強不足なので学んでいきたいところではある。最後に気になった店やグループ名を挙げていこう。

本屋

全体的に本が主役、というよりは空間づくりにこだわっているイメージのようだ。
  • 下北沢世代
    ここはブックショップツアーでも伺った。2013年にビームスと日本でzineイベントしてるのね。
  • Mangasick
    こちらもブックショップツアーで行った。タコシェやポポタム、火星の庭共同フェアの舞台だ。
  • 朋丁 pin ding
    ここは初めて知る。中山駅の近く。オーナーは台湾人と日本人で共同らしい。ビル丸々一等使った広々ブックショップ。
  • waiting room
    スケーターやバンドマンに人気のお店。レコードやCD、zineを売る。こちらも中山駅。
  • 荒花
    中山駅。寺山修司など耽美系の本が多くカフェもある。雰囲気というか空間づくりが素晴らしいとのこと。オーナーは2人。
  • 舊香居 jxjbooks
    ここも良い感じの空間だそう。

ブックフェア

  • NOT BIG ISSUE
    台湾のジンフェス。狭い空間に人・人・人。酸欠を起こすくらい来客があるらしい。今年はやらないとか。
  • 草率季 Art Book Fair & More
    東京アートブックフェアの台湾版。日本からの出店は少なく、ほぼ台湾や香港。こちら広い空間で開催。プロデュースはデザイン事務所・スーバーアド。

出版・アーティスト

音楽

ほか色々と話されていたけれども僕が気になったのはこんな感じだった。

台湾、次に行けるのはいつだろう。。