本屋探訪記vol.1:京都河原町にある名前通りにクラシックな古書店「書砦・梁山泊」

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さて、「本」に関する情報を充実させていこうというわけで、古書店や新刊書店(これは気に入ったとこだけ)のルポのようなものを書いていこうと思う。人見知りなのでインタビューとかそういったことは出来ないのが申し訳ないが…まあいきなりどこの誰かも分からない人間に話しかけられてもきっと店主も困るだろう(と言って自己正当化しておく)。

まとめ

本屋探訪記第一弾は書砦・梁山泊(2011.3の記録)。
  • 品揃え:絶版書籍、硬派、ジャンルは一通りあり
  • 雰囲気:少し入りづらいが、入ってしまえば静かだし、見たこない本ばかりで発見が多い
  • 値段:高め(扱っている本が本なので当然だろう)(なお、僕は相場を知らないので、メーカー社員25歳の給料を基準として考えて欲しい)
  • 立地:遠い、扱っている本と駐車スペースがあったことを考えると注文を受けて配達するのがメインなのかもしれない
  • 備考:
    書砦・梁山泊ホームページ
    京都古書店案内図
    京都の本屋さん
    紹介ブログ

店まで

京都府京都市下京区寺町松原上京極490
TEL:075-352-2566

場所は河原町の外れである。河原町駅を出て河原町通りを西に行く。その後、大丸(間違いです。藤井大丸でした。2011/4/2修正)が角にある曲がり角を曲がると、少し閑散とした道になる。道の両側にあるのは電機屋がいくつかと信長書店、雑貨屋、カフェやレストランが少々。そこを300mほどだろうか、真っ直ぐ行くと右手に見えてくるのが「書砦・梁山泊」だ。

僕はiPhoneアプリの「Mr.book」の地図を参照しながら行ったのだけど、そうじゃなければ見つけられなかったろう。それほど、繁華街からは離れた場所にある古書店である。外見は、普通のビルで看板が無ければオフィスだと言われても分からないほどだ。1階はガレージになっており、車に隠れるような端の方に入り口となるガラス戸がある。

入り口の脇には掲示板があり、営業時間や取り扱っている書籍、古書店関係のイベントが告知されていた。
  • 営業時間:午前十時から午後六時まで
  • 取り扱っている品目:絶版書籍のみ
  • 取扱分野:人間理性の関心に適うもの全般
と書かれている。どうやら初めからクラシカルな古書店に当たったようだ。しかも名前は「梁山泊」…内心びびりながらも恐る恐る戸を開けてみた。

戸を開けるとクラシック古書店

戸を開けるとまず階段があり、2階の店舗に上がるまで、階段の上に直に色々な全集が積み上がっている。やはり、ハードなお店なのかな、と2階の自動ドアを開けると、寒い!

店内には昔ながらのストーブが一つ。意外と広いわりに貧相な暖房設備である。本の保存環境の問題なのか、それともただビルが古く新しい設備を買う資金が無いのか。そこは僕には分からないが、その昔ながらのストーブが逆に古書店独特ののクラシカルな雰囲気を強調していて良い塩梅だった。

店舗内の様子

店舗を見回してみると先述したように広い!ビルの2階を丸々店舗として使用しているようだ。ラジオが適度な音量で流れており、広さからくる寂しさのようなものはあまり感じさせない。

正面から右手には低い棚が並べられ、15年か20年は前に発行されたと思われる本で埋め尽くされている。脇の方に少しだけ文庫があるもののほとんどはハードカバーで、もちろん低いその棚の上にも本が積みあがっており、店名の通り、生半可な気持ちで入ると痛い目見るような品揃えとなっていた。

残念ながら、今回は店全体の雰囲気を伝えようと思って、具体的な書名までは覚え切れなかったが、ジャンルは覚えておいた。

品揃え(ジャンルのみ)

ざっと見ただけでも、文庫、思想、歴史、ヨーロッパ史、アジア史、中国史、日本史、地方史、近代史、科学、宗教、民俗、社会学、教育学、新書、法律、戦史、戦争系、政治史、政治学、全集、経済学、経済史、経営、人物、農業、文学全集、全集、労働、フェミニズム、メディア学、出版史、部落…とにかく多いのは分かって頂けたと思う。

取扱い品目「人間理性の関心に適うもの全般」の看板に偽りなしだ。

特に多かったのが歴史関連で、戦史やヨーロッパ史、日本各地の歴史、農耕史など民俗学的な歴史、経済史、出版史などなどなど、色んなジャンルの歴史を扱った本が最も多かった。それらのジャンルがそれぞれ一定量あることを考えると全ての本が収まっている店舗が結構な広さであることは想像に難くないだろう。

硬派な古書好きにオススメ!

右手の奥には30歳前後のおしゃれなお兄さんがカウンターの中でなにやら作業をしており、左手には高い棚がずらりと並べられていて、奥に道が続いている。

左手の奥には、棚一つ分の新書があるが、それ以外は全てハードカバー、右手には歴史関連の本があまり無かったと記憶しているが、左手には文学全集や歴史関連の本が多かった。

ここまで店の様子を書いてきたが、実はこの店は雰囲気は好みだったのだが、品揃えが好みではなかった。店に入った瞬間に古書独特の匂いがちゃんとして、品揃えは硬派な本ばかり。僕が買うような軟弱な本ではない、資料収集目的の御方には梁山泊は非常に良い店と言えるだろう。

ちなみに僕が欲しいと思った本は「日本出版文化史」の一つだけだった。6500円、欲しいけれど、迷ってしまう値段である。梁山泊についてググってみるとホームページも分かりやすいものがあり、大阪に支店もある様だ。

コメント

  1. 単細胞 より:

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    ひとことだけ。
    大丸と藤井大丸は
    別物です。

  2. wakkyhr より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >単細胞さん
    うわー、ご指摘ありがとうございます!!
    勘違いしていました。
    修正しますね。

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